TCADsとは
CAD操作の技術、図面の理解力を公正に評価する新しいユニバーサルスタンダードです。
機械部門・建築部門の2部門に分かれており、各部門、図面に関する知識を問う学科試験とCADによる図面作成能力を問う実技試験とで構成されています。
学科試験は会場のコンピュータを使用したCBT(Computer-Based Testing)方式で解答し、実技試験は会場のコンピュータのCADシステムを使用して解答図面を作成します。
特長
合否判定ではなくスコア制で評価
テスト結果は学科試験、実技試験の合計で990点満点となるスコア制で点数の認定を行います。スコア制により、現在の自分の実力を正確に把握でき、自分に合った目標設定が可能です。
図面作成における総合力を判定
学科試験では、製図に関する基礎知識および各部門の専門知識について出題されます。図面作成に必要な知識の理解度を測ります。
実技試験では、実務で必要とされる図面の理解力およびCADを利用した製図能力が試されます。また、図面作成において不可欠である「見栄え」も評価対象とし、CADの操作だけでなく図面全体の完成度まで評価します。
試験科目・試験方式
機械部門
学科試験
四肢選択方式とします。
出題範囲はJIS製図一般の知識および機械製図の基礎知識とします。
CBT方式で試験会場のコンピュータから解答を入力するWEB試験です。
厚生労働省認定 CADトレース技能審査を過去に受験された方について
厚生労働省認定 CADトレース技能審査を以下の時期において筆記試験のみ合格されている方は、本試験の筆記試験を受検せずに一定のスコアを加算することができます。(又は、新規受験を選択することも可能です。)
対象受検者:平成28年度前期~平成29年度後期においてCADトレースを受験し、筆記試験のみ合格された方。
実技試験
課題図は機械部品の組立図、部品図とします。
図枠、記号等はdxf形式で試験当日に配布とします。
線種、線の太さは参考資料を公開しますが、受検者各自が設定のこととします。
解答図は中間ファイル(dxf)形式と、使用したCADシステムの図面データ形式で提出します。
建築部門
学科試験
四肢選択方式とします。
出題範囲はJIS製図一般の知識および建築製図の基礎知識とします。
CBT方式で試験会場のコンピュータから解答を入力するWEB試験です。
厚生労働省認定 CADトレース技能審査を過去に受験された方について
厚生労働省認定 CADトレース技能審査を以下の時期において筆記試験のみ合格されている方は、本試験の筆記試験を受検せずに一定のスコアを加算することができます。(又は、新規受験を選択することも可能です。)
対象受検者:平成28年度前期~平成29年度後期においてCADトレースを受験し、筆記試験のみ合格された方。
実技試験
課題図は建築物の平面図、断面図、立面図とします。
図枠、設備等の図形データおよび記号等はdxf形式で試験当日に配布とします。
線種、線の太さは参考資料を公開しますが、受検者各自が設定のこととします。
解答図は中間ファイル(dxf)形式と、使用したCADシステムの図面データ形式で提出します。
試験時間(機械部門・建築部門 共通)
学科試験 40分
実技試験 90分
受験資格
学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。
受検料
学科試験:1,620円(税込:消費税8%の場合)
実技試験:9,720円(税込:消費税8%の場合)
日程
年2回実施(9月・2月)
第2回 TCADs
試験日 | 【機械部門】2019年2月16日(土) 【建築部門】2019年2月17日(日) |
申込受付期間 | 2018年12月3日(月)~12月21日(金) 受験申込フォームはこちらから |
お問合せ先
NPO法人日本学び協会 CAD検定部会
TEL 06-6941-0976 FAX 06-6941-0981
〒540-0032 大阪府大阪市中央区天満橋京町1-1京阪ビルディング西館4階